最近、ライバルのサイトやブログに差をつけるためにとにかくコンテンツを重視せよ!という流れがかなり強くなってる気がします。
僕がアフィリエイトに取り組みだしたころは、1,000文字書いてればそこそこ充実したコンテンツ、1,500文字書けばかなり頑張ってるね!くらいな感じでした。
でも、最近だと「最低2,000文字。3,000文字くらいを目指すといい」みたいなことも提唱する人がいて、あまりのインフレっぷりに目ん玉飛び出そうになりました。
最低2,000文字ってハードル高すぎな気がします。
僕でも結構しんどいです。
そういうコンテンツ量勝負でゴリゴリやるのもいいですが…。
ちょっと記事の切り口や視点を変えれば簡単にライバル記事と差別化することができます。
検索上位を取るためにとにかくコンテンツ量(≒文章量)を充実させる!ってのは間違いではないけどしんどい。それにそういう記事は別の人に後出しじゃんけんされると負けてしまう。それよりキーワードに対する伝え方切り口を差別化してライバルとは別の視点で価値を提供するようにしたほうが楽。
— ハルイチ@おひさまアフィリエイト (@haruichiohisama) April 9, 2019
どういった目線や立場で記事を伝えるか?
○○したほうがいい、ってことが主流なら自分は△△したほうがいい、と伝えることはできないか?
単純に上位記事を「すげえなあ~」と見上げている時は終わりです。
今、この時から上位記事を出し抜くための差別化戦略を実行していきましょう。
キーワードをどの目線で語るか?
例えば『合コン』ってあるじゃないですか。
男性と女性が一緒にお酒を飲んで、気に入った子がいればうまいこと色々やりたいアレ。
この『合コン』ってキーワード一つとっても、色んな立場の人が参加してますよね。
めちゃくちゃシンプルに振り分けると
- 男性か
- 女性か
という性別の違い。
当然、男性目線の合コンと女性目線の合コンは違います。
で、例えば男性だとしても
- 大学生として参加する合コン
- 社会人として参加する合コン
- 人数合わせで呼ばれる合コン
- 引き立て役として出る合コン
- 幹事として開催する合コン
と、色んな立場や役割があるわけですよね。
『男性で幹事として開催する合コン』の立場の人と『女性で人数合わせで参加する合コン』の立場の人が同じ『合コン』についての記事を書いてと言われて、書くことって同じでしょうか?
違いますよね。
どの目線で語るか?ってことを意識すると同じキーワードでも記事の内容が全然違うし、ターゲットも大きく変わってくるでしょう。
いくら『合コンで狙い目の女の子を持ち帰る方法!』で10,000文字書いてあったとしても、先輩の引き立て役で呼ばれる男性にとってはそんなことは興味ないわけです。
先輩の引き立て役で呼ばれる男性が気になるのは『先輩の顔を立てる合コンテクニック』とか『2次会のカラオケでの立ち回りや歌う順番のコツ』とかそんなんですよね。
このようにブログの記事はコンテンツ量ではなく、切り口で差別化することができるのです。
記事の答えとして全く別の答えを提示してみる
キーワードに対して上位の記事が全部同じような伝え方やキーワードで構成されてる、ってこともありますよね。
そういう時は実は差別化のチャンスです。
上位記事が伝えていることと別の答えを記事の中で伝えることができないか考えてみましょう。
引き続き合コンの例えですが・・・w
”合コンで女の子にモテるためのテクニック”がテーマだとして。
上位記事がすべて『合コンで女の子にモテるにはとにかく優しくしろ!』って伝え方をしているなら全く別の角度から伝えてみるんです。
例えば「優しくしない男がモテる!?合コンは毒吐きサディスティックで行け!』みたいな。
真逆の伝え方をしてみる、とかね。
『女の子に話を振るのはもう古い!男に話を振りまくればモテる理由』みたいな。
別の視点から伝えてみる、とかね。
切り口や伝え方次第で他のライバル記事と同じような書き方をしなくても差別化できますね。
変なキーワード=面白い切り口ではない
切り口を考えるうえでついつい間違っちゃう考えを一つ。
「みんなが知らないようなことを語ってるから独自の切り口でしょ?」
って勘違いしちゃうことがあるんですが、これは違います。
例えば『マリンバ』って楽器があります。
ギターやトランペットに比べるとマイナーな楽器ですよね。
で、この『マリンバ』というあまりメジャーじゃないことを記事にする
⇒他の人があまり記事にしてないことを記事にする
⇒独自の切り口!
という考え方は僕がお伝えしている『切り口』とは別のものです。
僕がお伝えしている『切り口』とはあくまで。
- マリンバを初心者目線で語るか?
- マリンバを熟練者目線で語るか?
- そもそもマリンバを聞く専門として語るか?
…などなど。
どのような目線からマリンバを語るか?ということです。
いくらマリンバのことを記事にしたとしても「そもそもマリンバとは~~な楽器で…」みたいなWikipedia的な記事であれば切り口もクソもないです。
無個性、無切り口ですね。
(念のため断っておきますがマリンバがマイナーな楽器といってるわけではなく、あくまで例です)
選んだ話題、キーワードがマイナーかそうでないかは切り口とは無関係です。
あくまで切り口とは「どの立場(視点)から語るか?」ということです。
個性と切り口の関係
僕は以前こんな記事をポストしています。

ざっくり上記の記事の要約をすると『ブログの個性を出すために変なキャラ付けは必要ないよ!素直に書こうね!』ということです。
で、このブログのキャラクター(プロフィール)と切り口って結構リンクする部分があります。
『彼女いない歴=年齢!これから彼女を作るぞ!』的なプロフィールだったら、自然と合コンの記事を書くときも。
- 男性
- 合コン初心者、あるいは合コン下手
- 顔はあんまりイケメンじゃない
的な立場から合コンの立ち回りの記事を書くことになります。
間違っても「100発100中で気に入った女の子を持ち帰る方法」みたいな記事はすぐには書けないですし、書いたらおかしいですよね。
そう考えると『ブログのキャラクター=素の自分がいい』ということなので、結局自分が素直に書けるように切り口も設定していくことになります。
ただ、最初のころは素直に書くといっても切り口を意識しないとフワフワした記事になります。
自分は取り上げる話題(キーワード)に対して
- 初心者(あまりなじみがない)のか
- 熟練者なのか
- 賛成か、反対か
- 成功体験を語るか
- 失敗体験を語るか
などなど。
自分がどんな立場なのか洗い出してから記事を書くようにすると切り口がはっきりして読みやすい記事になります。
キーワードに対する切り口のまとめ
コンテンツ量勝負になっていくと、個人ブロガーはどこかで必ず無理が来ます。
今はまだ2,000文字とかギリギリ対応できる量ですが(この記事が大体2,000文字ちょいです)、これ以上膨らんだらとてもじゃないけどついてけません。
ライバルと差別化するなら別の視点を持って。
その一つがキーワードに対してどういう切り口で記事を書くかということです。
ぜひ自分なりの切り口を意識して記事を書いてみてください。
こんばんは。
自分の立場を洗い出してから
記事を書くって大切なんですね。
実行してみます。ありがとうございます。
takafumiさん
こんばんは。ハルイチです。
そうですね。
どの目線からキーワードに対して答えを返していくか、って結構大事ですし、
意識すると個性が出てきますね。
ぜひ出来る部分からやってみてくださいね。