ブログで既に投稿した記事に対して追記や修正を行うことを『リライト』と言います。
日本語に直すと『書き直す』。
そのまんまですね。
ブログのリライトは当然記事の中身の修正もあるのですが、それはまた別記事で解説するとして。
今回はリライトで記事タイトルをいじったらどうなるのか?についてお伝えします。
成功すれば大きなメリットですが、失敗すると大きな痛手。
リスクもリターンも大きいのが記事タイトルのリライトなのです。
Contents
リライトをする重要性
大体ブログ記事って投稿してから半年かけてじわじわと検索順位が上昇していきます。
(稀に投稿した瞬間にギュイーンと上位になることもありますし、徐々に検索順位が落ちることもありますが…)
で、半年したらそこそこの検索順位に収まるわけですが、逆に言うとそこから検索順位が上がるのってなかなか難しいんですよね。
Googleの検索アルゴリズムの変化とかライバルブログに何かが起きて順位が落ちていく⇒代わりに自分のブログ記事の順位が上がるとか。
そういうある種『運任せ』的な要素で検索順位が動くことが多いです。
で、そういう運任せじゃなくて、自力で検索順位を上げるためにはどうすればいいか?
そう、リライトです。
リライトすることによって『この記事は前よりももっと価値が出ましたよー!」とアピールする。
⇒検索順位が上がる
ということですね。
まぁ、もちろんこれは理想ムーブでリライトしたからと言って必ず検索順位が上がるわけでもありません。
たまに下がっちゃうこともあります。
大体僕がリライトした時だと。
- 検索順位上昇:3割
- そのまま:6割
- 検索順位下降:1割
って感じです。
何にせよリライトの一番の目的は検索順位の上昇です。
特に検索順位10位以下の記事はリライトをして少しでも検索順位を上げるようにしたいですね。
今回は記事内容とズレちゃうので割愛しますが、リライトは検索順位の上昇以外の目的もあります。
例えばASP商品を取り扱うサイトなら商品成約率アップのためのリライトとか。
例えば内部リンクを整理して読者が他の記事を読みやすくするためのリライトとか。
今回の記事タイトルのリライトはあくまで検索順位を上げるためのリライトである、と認識してください。
記事タイトルをリライトするメリット:検索順位の大幅な上昇につながることも!
記事の内容に対してリライトをすると大抵緩やかに検索順位が変動します。
そして、一気にギュイーンと検索上位になることはなく、2つ3つくらい順位を上げてまた落ち着いてきます。
でも記事タイトルのリライトは変動幅が激しいです。
例えば僕は同じキーワードでタイトル内の順番を変えただけで検索順位が+6位上がったものもあります。
『美味しいドッグフードの作り方』⇒『ドッグフードの美味しい作り方』って感じですね。
そう、ハイリターンということはハイリスクでもあるのです。
記事タイトルをリライトする注意点その1:失敗すれば虚無の彼方に…
記事タイトルのリライトは失敗したらかなり順位が下がります。
先ほど、タイトルを変えただけで+6位になったものもあったとお伝えしましたが、逆にー10位になっちゃったのもあります(笑)
しかも元のタイトルに戻しても、検索順位は完全に元に戻りませんでした。
失敗すればせっかく書いた記事が虚無の彼方に飛んでしまうことも…。
記事タイトルをリライトする注意点その2:何が正解かわかりにくい
記事の中身のリライトって何か情報を追記したりとか、古い情報を新しくしたりとか、比較的『正解』がわかってるのでやりやすいです。
新しい情報を追記することがマイナスになることって普通に考えたらないですよね。
ところが記事タイトルは違います。
明らかに変なタイトルを修正するなら別ですが、先ほどのように『美味しいドッグフードの作り方』を『ドッグフードの美味しい作り方』にしたら検索順位が上がる、なんてわからないですよね。
このように記事タイトルのリライトって正解がないので難しいんですよね。
正解がないうえに失敗したらリスクがある、となれば正直記事タイトルの修正は慎重にならざるをえません。
ちなみに記事タイトルの順番を入れ替えた時はキーワードの順番で検索需要が全然違ったからです。
『美味しい ドッグフード 作り方』⇒月間検索数100。
『ドッグフード 美味しい 作り方』⇒月間検索数10000。
これくらいの違いがあったので、変更してみた所うまくいったって感じです。
が、同じ理論でやって失敗したのもあるので、やっぱり正解はないですね。
まとめ:記事タイトルのリライトは”リセット”感覚に近い。すでに上位の記事は修正しないのも手
ぶっちゃけ記事タイトルのリライトってリセット感覚に近いです。
もう一度0から再評価してもらう、って感じですね。
僕は記事タイトルのリライトはよほど検索順位が下のものとか全然アクセスが来てないものにしかやりません。
具体的に言うと検索順位が30位以下or1日のアクセスが5以下。
これだったら記事タイトルのリライトに踏み切ってもいいかな、って感じです。
逆に既に検索順位が上位の記事とかそこそこアクセスが来ている記事は記事タイトルのリライトはしません。
怖いから(笑)
大幅にタイトルを変えるならもうそれ新規で記事を書けばいいんじゃね?ってなることも多く、記事タイトルのリライトってあんまりやる機会はないかもです。
一応、今回紹介したメリットと注意点を踏まえつつやってもらえればって感じです。